子供の頃は旅館も遊び場だったのに....

積善館のトンネル私が子供の頃は地元の子供達が旅館に忍び込んで遊んだりする事がありました。

今このサイトとは別に『四万温泉の観光情報サイト』をコツコツと作っています。
そのサイトの記事を書きながら自分が子供の頃を思い出してみると、旅館の裏口から忍び込んで遊んだりしていました。エレベーターにのったり、インベーダーゲームをしたり、ピンポンをやったりしました。旅館の人たちも近所のガキどもが忍び込んだりしても大目に見てくれて、おおらかなものでした。
でも、私の息子たちは旅館で遊んだりした記憶など無いと思います。まあ、こんなご時世ですし、まあ当然のことだと思ってはいたのですが、ふと考えると違う理由も考えられます。子供がどの旅館にも簡単に忍び込めるわけも無く、大体その旅館の近所に住む子が勝手知ったるという感じで案内して忍び込みます。そうすれば、従業員の人もあそこのウチのあの子が友達と遊びに来ているなと思うから大目に見てくれるわけです。下手すれば自分の息子が忍び込んでくるのだから見逃してくれるわけです。従業員の人も地元の方だから地元の子供だというのは分かるし、自分の子供の頃も似たような物だから当たり前の事だったんです。
それが今では、四万温泉に家族で住んでいるような従業員の方はほとんどいません。
私の小学校の同級生は四万温泉で商売をしているか、旅館に勤めている方の子供がほとんどでした。それがいなくなってしまったので、小学校も廃校になったし、旅館に忍び込んで遊ぶようなことも無くなったのだと思います。子供自体もあんまりいなくなってしまいましたしね。

まあいろいろ問題があるのだと思いますが、昔はよかったなあということでしょうか?