ビール粕についてお問い合わせをもらいました。
わしの屋酒店は『四万温泉エールファクトリー』という地ビール(?)の製造所、
今風に言うとクラフトビア・ブルワリーを営んでいます。
その関係で、ある大学生からメールで、
『卒業研究に使うので「ビール粕のリサイクルの現状」について教えて下さい』
という問い合わせを受けました。
普通なら答えられる範囲で答えるのですが、
今回は『ビールの製造方法を勉強してから質問した方がいいですよ』
というかなりイヤミな回答にしました。
なぜかというと、『ビール粕とは何か?』私には分からなかったのです。
というか4つの物が思い浮かびます。
1.麦汁を作るときの麦芽の粕
2.麦汁を煮込んだウォートにいれたホップの粕
3.ウォートを冷却する際にこした細かいホップ粕の混じったウォートの残り
4.ビールの発酵後に沈殿した酵母の粕
普通は一番かなと思うのですが、どれのつもりだったんでしょうね?
四万温泉エールファクトリーにお問い合わせいただいた学生の方、
この中のどれについて聞きたかったかメールをいただければお答えします。
このことをわざとメールに書かなかったのは、
あなたにビール造りについて学んでほしかったからで、
いじわるをしたのではありませんよ。
多分。