キリンビール高知支店の奇跡面白かった
新聞広告をみてamazonでポチッたのですが、
面白くて一気読みでした。
読む前に思っていたのは、
著者が高知支店で見つけた成功のテクニックを
出世しながら新しいステージで使って成功して行くストーリーなのかと思ったのですが、
全く違いました。
テクニックではなくて、考え方というか方針ですね。
商品力ではなくて、
一人一人の営業力の積み重ねで売り上げを作るという、
アサヒ[ヒット商品の商品力頼み]とは全く逆の方法でした。
書中にもありましたが、これこそ景気がよかった頃に日本が持っていた力なんだけど思います。
まあ、その頃のキリンビールは持ってなかったようですけど。
この本の内容を四万温泉に当てはめてみると、とても面白かったです。
といっても、四万温泉には1人も営業さんがいませんので、土台から違います。
しかし、ビールと同じように商品力なんて無いと仮定したらどうでしょう?
今は温泉場や旅館を気に入ってお客様は訪れてくれると考えています。
でも、本当にそうでしょうか?
四万温泉に来てくれているお客様は、四万温泉に来たくて来たのではなくて、たまたま選んだのではないでしょうか?
そう考えると、四万温泉復活の道も見えて来ます。
お客様は『味』で選ぶのではなくて『情報』でビールを選ぶのです。
四万温泉は何をすればいいのでしょうか?
この本には、ヒントは書いてありましたが、答えはありませんでした。
その代わりに、四万温泉にお客様が来て欲しいと思うひと一人一人が考えて行動しなさいと書いてありました。
あ〜あ、考えるの好きだけど、行動するの嫌いなんだよなぁ〜。
Posted from わしの屋酒店店長
私も、この本読みました。或る箇所で、或ることを思い出し、思わず涙してしまいました。
読み手により、色々な解釈が出来る本だと思いました。そして数々のヒントになる考え方が散りばめられていました。
四万温泉ですか?確か群馬でしたよね。私も9月になったら温泉にいこうと思っていますが、東京から行ける温泉は無数にあり、迷ってしまいます。
でもこの本に、ヒントになることがその他にも書いてあったような気がします。
「今、愛飲されているお客様をより満足させる」(こっちの水は甘いよ、と誘っても人は反応しない)
「ラガーはよりラガーらしく、一番搾りはより一番搾りらしく」(四万温泉の長所、特徴をより特化させる)
四万温泉、一度行ってみたいです。その時は地ビールも飲みたいな~。
コメントありがとうございます。
四万温泉には四万温泉らしいいいところがいっぱいあると思います。
実際、お泊まりになった方も『いいところですね』と褒めてくださいます。
でも、四万温泉の長所って言葉や目に見えるような画像にしずらいもので、伝えにくい物の気がします。
四万温泉にはもちろん美味しい『味』はもちろん持っていると思います。
それにさらに磨きをかけながら、『伝える』ことができるといいなあと思います。
是非、四万温泉に来てみてください。