キリンとコカコーラの業務提携がよくわらない
先日、キリンとコカコーラの業務提携という記事が新聞に出ていました。
このため、キリンとコカコーラが一緒になるとか、
思っている方も結構いるようですが、
記事によると、
物流と原料資材の調達の提携で、
営業面での提携はしないということらしいから、
みんなの思っているような提携ではなさそうです。
これで、年間数十億円規模の経費削減効果があると見込んでいるらしいからよくわらない。
原料調達のコストメリットはなんとなくわかる。
問題は物流だ。
キリンとコカコーラの物流は全く違う。
キリンは従来型のチャネルで、
メーカー→問屋→小売→飲食店・消費者という物流である。
しかし、コカコーラは直売だから、
メーカー→小売店→飲食店・消費者という物流という物流である。
それどころか、小売店をすっとばして、飲食店や旅館に直でおさめるから、
ついつい数年に一度来る営業に説教をしてしまう嫌な店になってます。
これだと、物流の提携は難しい気もするけど、
大規模小売店は配送センターを使うからメーカー直送かもしれないし、
工場間の配送みたいなものもあるのかもしれない。
まあ、メリットが無ければしないですよね〜。
Posted from わしの屋酒店店長